白茶と美容効果

 

福鼎白茶は通常の嗜好品であるお茶として広く愛用されていますが、特に美容方面に大きな効果があるとされています。体内の毒素を排出し、体の内側から皮膚をより健康にしてくれ、皮膚の血色を良くして、みずみずしさを増し、黒い色素を取り除く効果があると言われています。また便通にも効果があるとされており、白茶を飲むことで胃腸の働きが整い、便秘に起因する数々の体の不調の解決を助けてくれる働きがあります。更には血中のコレストロール値を下げる働きも認められていますが、茶葉に含まれるアルカリ成分が血管を拡張し、体内の血流を良くし、シミや皺を取り除く効果があると言われています。

 

白茶に使われる茶葉は小葉種の茶樹のもので、カテキンやティーポリフェノールが非常に多く含まれています。特に古い白茶ほど熟成によりそれらの含有量が増えていますが、こうした物質は皮膚の酸化や老化の速度を抑える働きがあります。そして更に嬉しいことに一定程度のダイエット効果もありますので、白茶、それも老白茶は美容に大変素晴らしい効果があると言えましょう。

 

白茶にはビタミンP、B1、B2、C、E等が含まれていますが、白茶を熱湯で淹れて10分程度でその約80%を抽出することが出来ます。こうしたことから白茶はビタミン摂取の上からも良好なソースと言えるのですが、特にビタミンB2とCは重要なものです。ビタミンB2はリボフラビンとも呼ばれており、通常の食事においては摂取しにくいビタミンとされており、ビタミンB2が欠乏することで、代謝の乱れや口舌病が引き起こされますが、100グラムの茶葉には1.2グラムのビタミンB2が含まれているとされています。

 

福鼎白茶は、皮膚に対して3つの大きな効果があると言われており、それらは、1.抗酸化作用(茶葉に含まれるティーポリフェノールは抗酸化効果が非常に高く、人体を中和しフリーラディカル除去に効果があるとされています)、2.保湿作用(茶葉に含まれるアミノ酸は肌の潤いを保つとされています)、3.抗炎症殺菌作用(茶葉には元々、のぼせを取り、炎症を抑え殺菌の効果があるとされており、ニキビに対しては効果が高いと言われています)。