中国茶の安全性について

 

 2013年10月23日より26日までの間、山東省済南市にて2013年中国茶葉博覧会が開催されましたが、その際に行われた茶産業高層論壇において、中国工程院陳宗懋院士が食品安全、特に中国茶の品質安全問題について次のように述べています。

・中国茶葉の品質安全問題の実に8割が農薬の基準値以上の残留問題であり、残留農薬は慢性中毒を引き起こすのみならず、急性中毒をも引き起こすことがあり、特に児童に対する危険性がより大きい。

・茶葉の残留農薬許容基準(MRL)は20年毎に一桁ずつ下げられてきた結果、中国茶葉の残留農薬問題も明らかに改善してきた。中国の輸出茶葉における農薬の基準値以上の残留は1980年代の82%から現在の5%前後へと下降している。

 このように中国茶葉全体における残留農薬問題が大きく改善されつつある中にあって、当店で扱う白茶は更に原産地である中国福建省において残留農薬検査を受けており、いずれも残留農薬は検出されていません。安心して飲用いただくことが出来ます。ご参考までに最新の検査報告結果を掲載しましたので、ご参照いただけましたら幸いです。

 


原産地である中国福建省福鼎の茶畑と乾燥の風景